コメント今さら説明すべきことはない大傑作
私だけではなく日本ミステリという文学の一ジャンルの歴史に欠かせない一作
見せ場は当然あそこなのだが、結末の美しさはもっと評価されていい
コメント吹雪で屋敷に閉じ込められるなかで起こる、不気味ながら美しい見立て殺人という全人類が好きな話の上巻
美術品など屋敷を想像して読むのも楽しい
湿度が高い作品だと個人的には思っている
どれも捨てがたいがやはり第一の殺人は至高
コメント下巻
館シリーズとは違った綾辻作品の魅力が詰まっている
幾つも読者を驚かせる仕掛けがあり、その緻密さには驚かされるばかり
美しく悲しく儚い雰囲気に満ちている一作
コメント倒叙なのに最高の驚きが待っている
事前情報なしに読んで騙される快感を味わってほしい
ただしエログロ性犯罪の犯人視点なので苦手な人は無理をしないように
エピローグから始まる意味が確かにある
コメント第四の奇書
現実と虚構を彷徨う酩酊感が最高
それが真実かは判らないが、一つの結末として解釈するなら狂信的な愛の話なのかもしれない
大学生という青春の切なさ、儚さも味わえる
コメント横溝正史は金田一耕助だけじゃないぞ!
由利麟太郎シリーズで恐らく一番人気の最終作
戦前特有の近代感が素敵
とにかく死体が美しい
犯人はいい意味で人間臭く魅力がある
コメント夢水清志郎シリーズの一つ
一貫して優しい名探偵である教授(夢水)が明かす真相は、誰もが誰もを想った結果であり、悲しみを融かし遺された者たちを幸せにする
人偏に九で仇、人偏に二で仁、じゃあ人偏に夢は――