名刺代わりの 10 冊メイカー

蒼き狼

井上 靖

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井上靖先生の本は「しろばんば」や「氷壁」など人の心が直に触れられるような繊細な文体のものも大好きなのだけれど、この本は私が子供のころ、怪我で寝てたときに読み始めた本だったためか、満足に動くこともできない自分に代わってテムジンと蒼き狼の末裔たちが見渡す限りの大草原を疾駆する様を思い浮かべた記憶が鮮烈で、今でも病にふせったときは再読してしまいます。

背教者ユリアヌス(一)

辻 邦生

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辻邦生先生の滔々と流れる清水のような文体が好きです。自分探しをしていた十代前半の私にとって、羅針盤のような本でした。ここからマルクス・アウレリウス帝の自省録へと繋がり、今の自分があると思っています。

蝉しぐれ 上

藤沢 周平

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藤沢周平先生の、泣けるような人情あふれる時代小説の代表作。ほかにもいろいろ好きな作品ありますが、最初に思い出すのはこれです。

指輪物語(全10巻セット)

J.R.R.トールキン, 瀬田貞二

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自分にとって、そしておそらく世界中の多くのファンタジーファンにとっての原典。小学生のとき読んだ記憶が強烈すぎて鮮やかすぎて。今は小学生の息子に読み聞かせしていますが、そのときの自分の感情がまざまざと呼び覚まされます。トールキン先生の原文は読んだことないのですが、訳については瀬田貞二先生のものしか、自分は受け付けられないようです。アイヤ・エアレンディル・アンカリマ!

天冥の標(1 〔上〕)

小川一水

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小川一水先生のハードSF。3巻からリアルタイムで追いかけていましたが、展開が読めずいつも巻末まで読んでは「ちょ、おいい!?」と叫んでいました。被展開体生命や宇宙農業や宇宙娼館、太陽系質量の何%同士の艦隊戦とかよくもまあ思いつくなと思いましたが、後から考えて一番影響を受けたのは、マイノリティに対しての自分の中の定義でした。文章もラノベ的な軽さまで削がれず、重厚でかつリズムが良く、大好きです。

マルドゥック・スクランブル(The first compr)

冲方丁

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ディストピアSFは大好きですが、その中でも一番私の性癖に突き刺さってしまう作品が冲方丁先生のマルドゥックシリーズです。どちらかというとファンタジーに近く、SF的な驚きはあまりない分、人物の関係性が濃厚でしっかり描かれているシリーズです。独特のリズムがあり合う人には合い、文章の緩急が心地よく感じられます。

アクロイド殺し

アガサ・クリスティ, 羽田詩津子

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アガサ・クリスティのポワロシリーズ。ポワロのキャラクター造形が大好きで、未だポワロを超える探偵キャラクターは生まれていないと思っています。この作品は叙述トリックの原典で超有名ですが、他の作品も大好きです。

羊たちの沈黙(上巻)

トマス・ハリス, 高見 浩

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映画でも有名ですが、ハンニバル・レクターシリーズの1作目。ホラーといえばホラーなのですが、生命科学を学ぶ学生だった私は、レクター博士の趣向にはあまり嫌悪感を感じず、むしろ納得してしまいました。

コンタクト(上巻)

カール・セーガン, 池央耿

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イメージが無い・・・ 「コンタクト」 カール・セーガン先生のSF小説です。 映画化もされましたが、原作とは似て非なるもの。 断然原作が素晴らしい。 地球外生命体とのファーストコンタクトは、こうあるべき、という変な固定観念が根付いてしまったことが、当時学生だった私にとってはマイナス点。ラストの衝撃は今でも忘れません。

ファーブルの昆虫記 上

ファーブル,J.H., 大岡 信

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小説なのかなこれ。 幼い自分に多大な影響を与えた本としては間違いなく外せません。

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